2012年6月– date –
-
「死の街」、霞ヶ関に行く
原発が再稼働される…。福島原発事故のしっかりした検証が終わる前に。何の国民的合意もなしに。首相がどこかの「空気」を読むだけで。いつものように。何事もなかったかのように。「安全神話」への「逆コース」。 それはあまりにひどいということで、私も... -
「サバンナ」の日本から ③ 「日常」とは何か
最終日、福島大学の学生に案内されて、福島大学と福島駅前を訪れました。 持参した、放射線測定器の数値以外は、どこも災害前後でまったく変わりのない風景です。 福島大学に着いて、駐車場で測った数値は、1.0マイクロシーベルト/時。大学構内でも... -
「サバンナ」の日本から ② 残されたもの
家も畑も一挙に津波に流された大坪さんでしたが、家の庭にあった大きな石だけは残っていたと言います(写真は大坪さんご本人と家の石)。よく見ると、他の家も、基礎だけは残っていたり、頑丈な門の下半分だけが残っていたりします。 大坪さんによれば、石... -
「サバンナ」の日本から ① 津波という経験
6月2日(土)、宮城県亘理郡山元町(相馬郡新地町の北、福島県との県境)で夕方まで学生たちと農作業のボランティアをして、それから帰りに「海岸通り」(6号線よりひとつ海岸側にある道路)を車で走りました。 あれから1年以上経っても、瓦礫が...
1