昨日は、「3・11」からちょうど3カ月ということで、全国同時開催の「反原発デモ」が新潟でも行われました。参加者は200人前後だったと思います。私も参加しました。
即時、すべての原発を止めろ、と言ったり、原発や電力会社、政府を糾弾するのは容易なのですが、それだけでは本当に社会は変えられないと思います。なので、道端を歩く人たちに、「原発が将来も必要なのかいっしょに考えましょう」、「新しい社会のあり方をいっしょに考えませんか」と訴えました。
それから、「今までのやり方で、未来は開けません」、「もう、おまかせするだけでは自分たちの生活や人生を守れませんよ」、「本当の民主主義をとりもどしましょう」とも。
どれだけ通じたか、どれだけ効果的だったのか、わかりません。
ただ、沿道を歩く特に若い人たちの、こちらを見つめるまっすぐで真剣な眼差しに手ごたえを感じました。彼らに、「未来はあなたたちにかかっている…」、と心の中で呼びかけました。
福島からの被災者の方々も、小さい子どもを連れて参加していました。
Twitterを見て参加したという若い人たちも多くいました。
市会議員も来ていました。
近くにいた警察官に、「いっしょに社会を変えませんか?」と語りかけたら、「私たちの仕事は社会を変えることじゃないからなあ」と真面目に答えてくれたのもよかったです。
まだはじまったばかりです。
いずれにせよ、日本がここでちゃんと変わらなければ、この国に今後、「希望」という文字は存在しなくなるでしょう。
6・11デモ
2011年6月12日