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驕(おご)れるものも久しからず。

 20世紀の覇者、アメリカも凋落ぶりを隠せないようです。厳正な市場は、たとえ優れた大統領をいただいているとしても、USAを、もはやかつて様に扱うことがなくなりました。
そして「3・11」を経験した日本もまた、その根幹から滅びの予感を漂わせています。
ヨーロッパも、その誇るべき市民社会から、所々炎が上がるようになりました。
驕れるものも久しからず…。
日米欧が中心となった世界の構成も、今、終わりの始まりを迎えつつあるのかもしれません。
私たちは、もはや新しい社会、新しい思想、新しい制度、新しい教育、新しい文明を最初から作り直さなければならない時期を迎えていると思います。
一から。
少しずつ。
次の世代、そしてまた次の世代のために。

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