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映画 『アバター(ABATAR)』

 先日、見過ごした映画を、旅行の移動中に車の中で観ました。ユビキタスというか、そういう時代になったんですね。
観たのはジェームズ・キャメロン監督の『アバター(ABATAR)』(2009年)。
すばらしい作品でした。
いわば、21世紀版の『アラビアのロレンス』。
3D云々が騒がれていましたが、それより、コロニアリズムとアイデンティティがテーマの重厚な作品です。コロニアリズムを、特にコロンの立場から考える時に、ぼくは『アラビアのロレンス』『ミッション』とこの『アバター』が良いテキストになるのだと思います(ああ、『アルジェの戦い』や『ガンジー』もありますね。でもこれらはまさに被植民地民衆の視線というべきなので別枠にしましょう)。
ちょっと調べてみると、どうやらカナダアルバータ州のアサバスカ川の汚染問題が作品のヒントになっているようです。足尾銅山やミナマタ、フクシマとも底通するものがありそうです。
ひとつの文明論として『アバター』を観ると、いろいろな争点が見えてきます。
今年最後に、大きな収穫のひとつとなりました。

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