2011年8月– date –
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柏崎刈羽原発に関する県の「技術委員会」
昨日開催された技術委員会(地震、地質・地盤に関する小委員会)を傍聴しての感想です。 上の写真はその様子です(こちらに背を向けているのが東京電力の代表、向かいが3人の委員、左奥が委員長(司会))。 1. 全国でも例を見ない、新潟の技術委... -
スマート・シティ
今日のNKHスペシャル「新エネルギー覇権争奪戦――日本企業の闘い」を見て。 津波でまっ平らになった東北の被災地は、今、次世代の新たな省エネ都市、「スマート・シティ」建設のためのビジネス戦争の舞台になっているといいます。日立やシャープなど... -
<思想>としての原発事故
福島第一原発の深刻な事故は、日本の敗戦と同様、多くの教訓を残すことになりました。 まず、重大な失敗や事故やは、科学技術や数学的な確率論(運)の問題なのではなく、すぐれてそれをもたらした人間の<思想>の問題であるということ。 敗戦を導... -
驕(おご)れるものも久しからず。
20世紀の覇者、アメリカも凋落ぶりを隠せないようです。厳正な市場は、たとえ優れた大統領をいただいているとしても、USAを、もはやかつて様に扱うことがなくなりました。 そして「3・11」を経験した日本もまた、その根幹から滅びの予感を漂わせて... -
破壊の跡――宮城県東松島市野蒜地区
写真は、先週末訪れた、宮城県東松島市野蒜(のびる)地区です。 震災から5か月近く経っているにもかかわらず、町はまるでどこか別の惑星の廃墟のように、静まり返っていました。 一番下の写真は野蒜駅ですが、よく見ると、時計が2時48分で止まって...
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