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生活か安全か

 生活か、安全か…。
昨日開票された、現在浜岡原発のある、御前崎市長選の争点です。
何という選挙でしょうか。住民がそのどちらかを選ばなければならないなんて。
そういう争点の選挙をしなければならない時点で、<政治>は完全に失敗しているわけです。
どちらも大事に決まっているでしょう。
沖縄の基地問題同様、もっとも近い当事者が、もっとも根源的に引き裂かれる構造。
これを平和学では、「帝国システム」の中に生起する「構造的暴力」と呼びます。暴力の姿は、昔も今もまったく変わりません。
しかし、その真実を伝えているメディアはどれくらいあるでしょうか。あたかも、「原発再稼働が住民に承認された」と言わんばかりです。
まずは明日の生活を何とかするために四苦八苦しているのが、私たち普通の人間の生の姿です。それは当たり前だし、何より政治は人々の明日の生活を守らなければならない。
しかしだからといって、数年後の、あるいは子どもや孫の安全を犠牲にするということを、一体だれが望んでいるというのでしょうか。
今回の選挙は、単に住民に「死に方を選ぶ」ことを強いる選挙にすぎません。何という堕落、何という不正義でしょうか。
そして、こんな社会をいつまで続けてゆけるというのでしょうか。

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