2016年8月– date –
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希望の政治学読本 ⑤
「希望の政治学読本」第5回目です。 白永瑞『共生への道と核心現場』(法政大学出版局) 4400円 先の参院選終了後、現政権が真っ先に着手したのは、沖縄高江の米軍ヘリコプター発着場工事の再開であった。本土から機動隊を動員した目に余... -
希望の政治学読本 ④
「希望の政治学読本」第4回目です。 和田武『再生可能エネルギー100%時代の到来』(あけび書房) 1400円 「再生可能エネルギー100%社会」。エネルギー問題に多少は詳しい(と自分では思っている)人ほど、まずそんなことは「非常識」... -
希望の政治学読本 ③
「希望の政治学読本」第3回目です。 平田オリザ『下り坂をそろそろと下る』(講談社) 760円 私たちはいつまで「坂の上の雲」を追いかけ続けるのだろうか。本書が投げかける問いは根源的である。そもそも日本はもうアジア唯一... -
希望の政治学読本 ②
「希望の政治学読本」第2回目です。 佐藤仁『野蛮から生存の開発論――越境する援助のデザイン』 (ミネルヴァ書房) 3000円 本当に、「この道しかない」(自民党)のか。地方に住んでいると、中央(東京)から発せられるスローガ...
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