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希望の政治学読本 ①
またしても、多忙を言い訳に3か月ぶりの投稿です。 おかげさまで初めての選挙に勝利し(!)、しかし歓喜にひたる十分な暇もなく、疲れが出たのか夏風邪をひいていたところ、『日刊ゲンダイ』に毎週水曜日に書評を連載することになりました。シリ... -
「新しい政治」について
また前の投稿から時間が経ってしまいました…。 この間、夏の参院選に向けて、今私が住んでいる新潟で「野党統一候補」を実現すべく、「市民連合@新潟」の共同代表として奮闘していました。「市民連合@新潟」は昨年12月に立ち上げたので、この活動... -
地方金融の小さな革命
また本当に久しぶりのブログ執筆です。更新がなされないものの、意外にも全国のどこかで読んでいただけることもあるようで、このブログがきっかけでいくつか講演も依頼されるようになりました。<文明>の新しいかたちを求めて、日々の思考の切れ端を、途... -
市民エネルギーという先端――新しい「発展」と「安全」を求めて
またまた本当に久しぶりの投稿です。「多忙」は言い訳になりませんが、本当に多忙を極めていました。気がついてみれば約6か月ぶりです。 世の中は、安全保障をめぐる問題、経済政策をめぐる問題について、それぞれ大きな意見の断裂が見られますが、まずは... -
文明 タイプ0
本当に久しぶりの投稿です。市民エネルギープロジェクトで多忙を極めていました。 このプロジェクトについての省察は、またおいおい投稿できればと思います。今回は、宇宙論からのお話し。 たまたま宇宙理論の話をテレビを観ていたら、「並行宇宙」や「暗... -
「おらって」にいがた市民エネルギー協議会 設立趣意書
設立趣意書 2011年3月11日の東日本大震災とそれにともなう福島の原子力災害は、「天災」あるいは「人災」であると同時に、日本の戦後や近代文明のあり方そのものを問い直す「文明災」とも言われました。またこの災禍は、中央が潤うために地方が負担... -
マララさんと日本国憲法第9条をつなぐ論理――真の「革命」について
今年のノーベル平和賞は、マララさんに決まったようです。ノーベル平和賞ですから、例のごとく政治的な計算があったり、欧米の価値観の押しつけと批判する向きもあるようですが、ノーベル委員会はとても良い選択をしたと思います。 日本国憲法第9条も候補... -
新潟から市民発電
先日(9月23日)、新潟の市民発電のキックオフ集会を開催しました(下写真)。 約280名の参加者で会場も満員。テレビも新聞もきてくださいました。 新潟で市民発電をやる意味は、まず新潟が<自立>のための豊かなエネルギー資源の宝庫だという事実に求... -
始動。新潟市民発電
この間、今年に入ってずっと準備をしてきた新潟の市民発電の試みが、ようやく最初のキックオフ集会を迎えつつあります。チラシも地元のアーティストの力添えで完成しました(下写真)。 「おらって」とは、新潟弁で「私たちの」という意味です。つまり、「... -
マルクスの取り組んだテーマはやっぱり普遍的だったということについて
若い人たちとの読書会で、マルクスの『共産主義者宣言』(平凡社ライブラリー)を再読しました。 自分が若い頃から何度も読んできた本です。しかし残念ながら、読むたびにその内容を忘れ、読んでみてはまた忘れるの繰り返しでした。概して、マルクスの翻訳...