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「社会主義文明国家」
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は、2013年9月4日付の『労働新聞』で、「社会主義文明国家」の建設を謳っているそうです。この場合の「文明」とは何か、が私の関心事です。以下、「自主・平和・親善のために」というブログからの引用です(http://blog... -
コミュニティを奪われた人々――アチェ訪問から考える ③
スマトラ島沖地震によってアチェに津波が襲ったのは、2004年12月。ですから、もう10年が経とうとしています。アチェ州では約20万人が死亡または行方不明になったということで、被害者数という点で見てもその惨事の規模がわかります。 悲惨な経験をどう乗り... -
コミュニティを奪われた人々――アチェ訪問から考える ②
アチェの人々について考えるということはどういうことか…。彼らは、津波、内戦といった幾重にも重なる苦しみや抑圧を受けてきました。しかし「開発」もまた、彼らの苦しみの層のひとつを形成してきたということは、忘れてはなりません。しかもこの... -
コミュニティを奪われた人々――アチェ訪問から考える ①
イラクで見たコミュニティベースの「平和構築」については、これからも引き続き考察を続けていきたいと思います。これに関連して、オリバー・P・リッチモンド(Oliver P. Richmond)というイギリスの平和研究者が『自由主義的<平和>をこえて(A Post-Lib... -
中東訪問から考える ③ イラク アルビル――「市民戦争」と「市民」
前回は、イラク(アルビル)の「豊かさ」について触れました。 アルビルは「第二のドバイ」とも言われていますが、その場合の「豊かさ」とは、言うまでもなく消費経済や商品経済の発展という意味における「豊かさ」です。けれども前回は、それよりも豊かな... -
中東訪問から考える ② イラク アルビル――「豊かさ」について
多忙にまかせてまたずいぶんと間が空いてしまいました。間が空くと良いことと悪いことがありますが、悪いことは、旅の細部を忘れてしまうということ、あるいは、記憶のねつ造が起こるということです。これについては、旅の間に手帳に書き込んだメモを読み... -
中東訪問から考える ① ドバイ――「文明」の末路
多忙にまかせ、しばらくブログを書き込めませんでしたが、忙中閑あり。久しぶりに書き込むことにします。 今回、人生初めての中東地域への訪問で、ドバイ(ドバイ首長国(アラブ首長国連邦))とアルビル(イラク)を訪れました。いずれも「第一印象」とい... -
「我々はあまりにも欺瞞に慣れてしまった」
「我々はあまりにも欺瞞に慣れてしまった」…。 今朝の池澤夏樹氏のエッセイ(『朝日新聞』)から。 敗北を忘れ、我々(日本人)はあまりにも欺瞞に慣れてしまった。 「恥」を知れ、というわけです。 本当にそう言うしかないことばかりが展開してい... -
発電開始!
業者の作業が遅れに遅れ、昨日ようやく発電開始となりました。業者選定ではアフターケアがいかに大事かわかります。本当にモタモタしてるんです。けれども、これからわが家は小さな発電所。折に触れてレポートしたいと思います。さて、今日は良い天気。昼... -
映画 『飯舘村――第1章 故郷を追われる村人たち』を観る
今日は、映画 『飯舘村――第1章 故郷を追われる村人たち』(土井敏邦監督 2012年)を観ました。自主上映会でした。 「3・11」が、個々の被害者の顔や固有名詞を失い、全国的にも忘却のプロセスが進行する中で、ドキュメンタリー映画が...